働いていると、失敗や挫折を一度は経験するものです。
そんなとき、他社の女性は、どんな挫折をして、どんな形で乗り越えているのでしょうか?
そこで今回は、営業部女子課の応援隊である「アンバサダー」であり、現役の管理職でもあるTMさんに、「失敗や挫折を乗り越えるコツ」をお聞きしました!
★アンバサダーとは?
・営業部女子課の活動に賛同いただき、女性営業の活躍を応援したい方
・現役あるいは次の世代の女性営業の活躍に貢献したい方
TMさんの多様なキャリア
1989年、大阪の精密小型モーター製造販売会社に入社。
大手直販メーカー担当の営業アシスタントになり、同期とともにプロジェクトを発足、商品キャンペーン企画を推進し、入社1年で社長賞を受賞する。入社3年目にはセクションリーダーとしてマネージメントを担当。取引マニュアルの作成や、与信管理の仕組み作りを行った。
結婚を機に京都支店へ異動。お客様向けのコミュニケーション情報誌を創刊、初の通信販売の仕組み作りにも携わる。
出産を機に大阪支社に異動し、採用業務を中心に担当、全国採用にも関わる。
二人目出産後は課長に昇進。アジアカンパニー販売促進担当課長として、上海に短期駐在、その後もアジア各国へ出張し、課題解決や人財育成をサポート。
2020年8月から、人事総務管理本部で西日本採用担当部長、人財活躍推進活動のアドバイザー役として業務にあたる。
―――とても順風満帆で、順調にキャリアを重ねているように見えますが「失敗や挫折した経験」はありますか?
仕事の業務上の失敗は、小さなミスを含めて沢山あると思います。
マネージメントで一番苦労したのは、障がいを持った社員を同時に2名部下として持った時です。健常者と障がい者が混在するチームの中で、それぞれの特徴を理解しながら、業務上の得意分野を任せていく事や、メンバー同士のコミュニケーションがうまくいかない場合の調整が難しかったなと思います。
そのとき、常に意識していたのは、健常者と障がい者を区別しない(=それぞれの得意分野が違うと認
―――そのような苦労を経て、得られたのはどんなことですか?
人と人とが仕事をしていく上で、一番ベースになるのは、お互いの信頼関係である事。
言葉ではないコミュニケーション、お互いの信頼関係があっての仕事という感覚です。
このような考え方は、外国語が不得意な自分が、海外に駐在し、現地メンバーと一緒に仕事をしていくときにも、非常に役に立ちました。
―――これまで、失敗やミスをしたときは、どのように立て直して来ましたか?
基本的に、仕事でのミスをミスで終わらせてはいけないと思っているので、常にリカバリーし、ミスで終わらせない工夫をしながら仕事を進めています。
特に企画関連の仕事は、企画したとしても100%成功するとは限りません。常に、最低でも一石三鳥を意識しながら取り組んできました。
―――失敗や挫折で悩んでいる女性営業の方には、どんなアドバイスをしますか?
仕事上、失敗は、どこまで準備しても必ず起きるものだと思います。
だからこそ、失敗を失敗で終わらせないという意識が大切です。一つの課題の解決策をいくつか準備しておく事は、たとえその場でその解決策を使わずとも、自分自身の(脳みその)引き出しに、きちんとストックされていくものです。どれだけ沢山の引き出しを持てるか(=自分の脳みそで考えられるか)が、先々の仕事に、必ず役に立つはずです。
―――最後に、女性営業の方へメッセージをお願いします!
仕事で積んできたキャリア(経験)は、自分を支えます。そして、仕事は楽しい!
仕事は、自分の力を試してみるとても素敵なものだと思います。今を大切に、明るく楽しく元気に、自分自身の未来を切り開いて行って下さい!
TMさん、素敵なお話を有難うございました!
【参加者募集中!】
★2月はしずかと珠美の部屋★
耳だけもOK!2/17(木)営業女子のバレンタインあなたは配った? 配らなかった?
~チョコレートから考える、社内外のコミュニケーション~
★3月は営業部女子課塾★
3月17日(木)ささる!引き出す!受注する!たった5分の「次につながる」営業トーク
~営業部女子課塾オンライン~
★過去の開催レポートはこちら
私たち営業部女子課は、みなさんのよりどころとなり、助け合い、支え会える「場」でありたいと考えています。
営業女子が決して「孤立無援」の状態にならないように。お互いにつながり、切磋琢磨しながら、少しでも前向きに歩き続けられるようにーー。