働いていると、失敗や挫折を一度は経験するものです。
そんなとき、他社の女性営業の皆さんは、どんな挫折をして、どんな形で乗り越えているのでしょうか?

 

そこで今回は、営業部女子課の応援隊である「アンバサダー」であり、現役営業職であるK・Jさんに、「失敗や挫折を乗り越えるコツ」をお聞きしました!

 

K・Jさん

 

 

★アンバサダーとは?

・営業部女子課の活動に賛同いただき、女性営業の活躍を応援したい方

・現役あるいは次の世代の女性営業の活躍に貢献したい方

詳細はこちら:https://eigyobu-joshika.jp/join.html

 

―――まずは自己紹介をお願いします。

K・Jさん:某食品メーカーで、スーパーマーケットの営業担当をしています。

新卒から今の会社に在籍しており、現在は入社11年目。今年から、チームリーダーという立場で働いています。

これまでは、転勤もありました。また、営業企画部門にて営業サポートの仕事も経験して、現在の営業担当に至ります。

 

 

―――これまでの営業経験を振り返り、「失敗や挫折した経験」はありますか?

K・Jさん:営業活動をしている以上、失敗や挫折はつきものです。実は今も、あることで挫折しかけていたりします(笑)

過去に経験した、大きな挫折をお話します。

あるお得意先とのエピソード。

これまで歴代、その得意先からは、取引金額を一度も落としたことがありませんでした。
しかし、私が営業担当になってから、「初めて」取引金額を落としてしまったのです。

 

 

―――それはショックですよね。

K・Jさん:商談のタイミングで、その得意先の方よりこう告げられました。

 

「今年は、無理だね。お互い、今後の永いお付き合いのことを考えたら、無理はしないでおきましょう」

 

そうハッキリ述べられた時、私は商談中にも関わらず泣いてしまいました。
その一年間は、得意先のことを第一に考えて、本当に必死になっていたと信じていたからです。
必死になっていたからこそ、凄く悔しくて、涙が溢れ出てしまったのです。

しかし、得意先より、こんな言葉もおっしゃっていただきました。

「取引しているメーカーの中で、こんなに熱い気持ちを持っている担当者はいない!」と。

凄く悔しかったのですが、私の努力は認められたのだとも思いました。

 

 

―――上記の経験から、どんなことを気づきましたか?

K・Jさん:それまでも、得意先と、「密に」やり取りしていたはずでした。しかし、それ以上に、もっともっと、密にコミュニケーションを取ることを意識しました。

ならば、得意先の社長から現場の方々まで、「私のことを知らない人がいない」くらいにしよう!と。
実際も、そのレベルで翌年は行動しました。

熱い気持ちが、一度挫折を味わったことで、更に熱くなったのです。

 

 

―――今、「失敗や挫折で悩む」女性営業の方がいるとすれば、どんなアドバイスをしますか?

K・Jさん:誰しもが、失敗したくない、怒られたくないという気持ちが働くのは当然です。私だって、怒られたくないですもん(笑)。

しかし、怒られたくないからといって、発言もせず、行動もせず、同じ定位置にとどまっていることは、本当に良いことでしょうか?
「1年後の私」が、「今の私」を見たときに、「去年から何も成長してない自分」に、焦りを感じませんか?

失敗や挫折は、全て自分の経験値です。
その経験値が、多くなればなるほど、自分や後輩、部下が困った時にリカバリーできる“引き出し”が増えるのです。

だから、あなたも大丈夫。
失敗してもいいから、チャレンジする、行動する気持ちを忘れないでください。

 

 

―――最後に、女性営業の方へメッセージをお願いします!

K・Jさん:営業女子……と、括られていることに違和感を感じるくらい、私は、自分を女子だと思って仕事をしたことが一度もありません(笑)

仕事に性別なんて関係ありません。

一生懸命やる、努力することと、そして、やりきる気持ち。
これらが揃うと、誰もが強い営業になれるのではないかと思います。

結果は、必ず後から付いてきます。

一喜一憂せずに、一生懸命に今与えられている仕事に感謝して、日々の営業活動に取り組んでいきましょう!

私も一緒に、前に進んでいきます!

 

 

K・Jさん、熱いメッセージを有難うございました!

 

 

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